韓国文化を世界へ 来年はAPEC会合開催・韓日交流活性化
【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部は16日、ソウル市内で国際文化交流振興委員会の会合を開き、2025年の国際文化交流の主要政策について議論した。 柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官の主宰で開かれたこの日の会合では「アジア太平洋経済協力会議(APEC)文化分野閣僚級政策対話」の新設、韓日国交正常化60周年に合わせた文化交流の活性化などが主な議題として取り上げられた。 文化体育観光部は来年に南東部の慶尚北道・慶州で開かれるAPEC首脳会議を機に、各国の文化相が参加する閣僚級会合の新設を推進している。 また、来年の韓日国交正常化60周年に合わせ、芸能活動に必要な査証(ビザ)を相互に緩和・免除するなど、両国の文化交流協力を強化する方策も推進している。 柳氏は今年4月、日本メディアのインタビューで「(日本と)文化芸術、大衆文化の市場を確実に開放したい」と述べた。 会合では、来年4月に施行される「韓流産業振興基本法」に基づく韓流関連産業の支援拡大や来年6月の大型韓流イベント開催、国際文化交流支援事業の改編、在外韓国文化院長の専門性向上、文化院と関連機関間の協業機能強化策なども話し合われた。 柳氏は「韓国文化に対する関心が日々高まるなか、来年は韓国の文化的地位を一層高めるための重要な年になるだろう」とし、「われわれの文化が世界の舞台で花開くよう、積極的に支援する」と述べた。
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