“コメ価格”が去年の約1.6倍に 在庫量も“11月として過去最低”
日テレNEWS NNN
農林水産省は27日、11月末時点の新米の販売価格が、小売り業者向けで去年の同じ月と比べておよそ1.6倍高くなったと発表しました。 生産コストの上昇で、JAなどが生産者からコメを買い取る時の金額が例年より高かったことに加え、夏から秋にかけての品薄の影響で、価格の上乗せが起きたことが要因だとしています。 また、JAなど取り扱い量の多い集荷業者や卸売業者がかかえるコメの在庫量は、11月としては記録をとっている2008年以降、最も少ない260万トンとなりました。 農水省によりますと、これは調査対象となっている大手の業者が例年よりコメを集められていないことが要因で、全体の在庫量が逼迫しているということではない、としています。