ゴジラ、佐賀県かたち観光大使に就任 形が似ている理由のコラボ展開に山口祥義県知事「他の県には真似できない唯一無二の取り組み」期待
佐賀県は30日、東京都内で「ゴジラ『佐賀県かたち観光大使』就任発表会を開催し、同日から新たなプロジェクト「ゴジラ対(つい)サガ」を展開することを発表した。 【写真】お馴染み!地球儀を使ったネタを披露するゴー☆ジャス 佐賀県では、県の形がゴジラを横に倒した形と“ほぼ同じ”であることから、地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、今年70周年を迎えるゴジラを「佐賀県かたち観光大使」に任命。さらに、形が対(つい)になっていることから、「ゴジラ対サガ」を展開。地方活性化の上で立ちはだかる壁を破壊神ゴジラが打ち破り、首都圏での情報発信、観光誘客を目指す。 発表会では、山口祥義知事から「ゴジラ対サガ」におけるゴジラが担う6つの「公務」が紹介された。山口知事は「形から入りました・佐賀県は本来、中身から入るんですけど」と前置き、「これは唯一無二で他の県には真似できない。形から入って中身を込めていく。これからどうなるかワクワクする気持ち」と意気込み。さらに「ゴジラが壊すと、聖地化し、人気になっていく。佐賀には素晴らしいものをたくさんあるので、ぜひ壊して世に知らしめていただきたい」と期待を示した。 イベントには、ピン芸人のゴー☆ジャスも参加し、ゴジラを地図に見立てた佐賀県ネタを披露。山口知事がご当地情報を補足するなど絶妙な掛け合いを見せた。 ■「ゴジラ対サガ」におけるゴジラが担う6つの「公務」 (1)県庁に大迫力のフォトスポットの登場 (2)ゴジラの日にあたる11月3日開催の「2024佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」にゴジラ上陸 (3)11月20日から佐賀防衛大作戦デジタルスタンプラリー開催 (4)嬉野市の岩屋川内ダムにゴジラの巨大ダムアートを制作するプロジェクト発足 (5)11月27日からICカード利用エリア拡大記念キャンペーン実施 (6)「ゴジラ対サガ」コラボグッズ販売予定。