「ディーゼル+MT」の新型“スライドドア”ワゴン初公開! 精悍ブラック&オシャな「カラー」がカッコいい! ルノー「カングー“限定モデル”」発表
初のディーゼル+6速MTモデル登場
ルノージャポンは2024年10月27日、ルノー「カングー」ファン向けイベント「カングージャンボリー2024」を開催し、現行型カングーで初となるディーゼルMTモデルを日本初公開しました。 【画像】めちゃカッコいい! 新型「カングーディーゼル+MT」を画像で見る(30枚以上)
カングーは世界50の国と地域で販売されるルノーのグローバルモデルで、1997年の初代モデル登場以来440万台以上が販売されています。 コンパクトカーの後部に大型の荷室を取り付けた「フルゴネット」タイプの商用バンを独立させたもので、背の高いスタイルと後席両側のスライドドアを備えた使い勝手の良さが特徴です。 また2列シートの乗用ワゴンタイプも同時に誕生。日本においても2002年より導入されており、根強い支持を集めています。 現行型のカングーは、2020年に欧州で初公開された3代目です。 日本では2022年10月に開催された「カングージャンボリー2022」において初公開後、2023年2月に発売されました。 プラットフォームを刷新し先進運転支援機能(ADAS)を充実させたほか、使い勝手に優れたダブルバックドアを採用して実用性をさらに高めました。 パワートレインに1.3リッター直列4気筒ガソリンターボと、1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボの2タイプを設定し、ともに7速DCTと組み合わせます。 ボディサイズは、全長4490mm×全幅1860mm×全高1860mm、ホイールベース2715mmで、2列シート・5名です。 そして今回発表されたのは、「カングー クルール ディーゼル MT」です。 カングーの限定車として先代モデルで数多く設定されてきた“クルール”は「色」を意味するフランス語で、特別なボディカラーを特徴としています。 今回設定されたのは、フランス、アフリカ、中東の文化が交わるサハラ砂漠の昼と夜の風景をイメージしたベージュ(ベージュ サハラ)とグレー(グリ カシオペ M)の2色のボディカラーです。 さらに今回、ヒルスタートアシスト付き6速マニュアルトランスミッション(MT)を3代目カングーとしてはじめて設定しました。 パワートレインはディーゼルのみの設定です。 このほか、クロスバー機能付きマルチルーフレールや、フロント・リア・サイドのパーキングセンサーや、イージーパーキングアシスト、スマートフォンワイヤレスチャージャーも特別装備されます。 販売価格(消費税込み)は399万円。限定販売台数は各色70台ずつの合計140台です。 ルノー正規販売店で10月27日から11月10日まで購入申し込みを受け付け、抽選で販売されます。 ※ ※ ※ 2023年10月開催の「カングージャンボリー2023」では、3列シート・ロングホイールベースのミニバンモデル、新型「グランカングー」も公開され、2024年中に発売予定であることが明らかにされました。 新型グランカングーは2023年9月にドイツで世界初公開されたばかりのニューモデルで、会場には急きょ空輸で実車を持ち込んだといい、国内市場に向けたルノージャポンの意気込みがうかがえます。 ただし2024年10月末現在もまだ正式発表はなく、新型グランカングーの早期導入も待たれるところです。
くるまのニュース編集部
【関連記事】
- 【画像】めちゃカッコいい! 新型「カングーディーゼル+MT」を画像で見る(30枚以上)
- トヨタの“スライドドア”付き「小型商用バン」に反響多数! 全長4.4m級なのに「めちゃ広い」と評判に! 「欲しい」の声が集まる欧州モデル「プロエースシティ」とは
- 日産が「“究極”のシルビア」実車公開! たった“30台”限定の「超レア」マシン!? 270馬力のFRスポーツカー「270R」横浜に登場
- トヨタ新型「プリウス」発表! 上級デザインなのに“リーズナブル”な「PHEV」新設定! 390万円で発売
- スズキが新型「“軽”SUV」登場! めちゃ「“スゴイ”後席」採用! 王者「N-BOX」に肉薄する「スペーシア」シリーズ 人気の理由とは