【写真：Getty Images】

　明治安田J1リーグは12月8日に最終節を迎え、ヴィッセル神戸が昨シーズンに続き連覇を達成した。今シーズンも全国各地で熱戦が繰り広げられたが、1番スタジアムが熱狂したのはどの試合なのか。今回は、J1全380試合の中で最も観客を動員した対戦カードの17位を紹介する。

【写真：Getty Images】

17位：浦和レッズ対名古屋グランパス（埼玉スタジアム2002） 観客数：42,265人 開催日：4月28日（第10節） 　J1リーグ第10節、浦和レッズ対名古屋グランパスは、試合前の時点での順位が12位と6位の対戦となった。共に開幕スタートに失敗した中で調子を上げ切ることができていないホームチームと、復調したアウェイチームという構図だった。 　この注目の一戦には、42,265人のサポーターが埼玉スタジアム2002に来場している。 　開幕3連敗以降は第9節まで6試合負けなしと好調の名古屋が試合を優位に進める中、24分に相手のビルドアップのミスを逃さなかった浦和が安居海渡のゴールで先制に成功。70分にもPKで追加点を奪い、無得点で2連敗中だった悪い流れを断ち切った。 　名古屋は試合終了間際に得意のセットプレーから1点を返すも、2-1でホームチームが勝利。調子の良さでは対照的だったチーム同士の一戦は、ホームで意地を見せた浦和が3試合ぶりに勝ち星をあげた。