ガジェット大好き!自転車声優・野島裕史 昨年発売されて思わず感動した「究極の自撮り棒」とは?
声優界随一のサイクリスト・野島裕史がパーソナリティをつとめ、自転車をテーマにお届けするTOKYO FMのラジオ番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。3月31日(日)の放送は、野島裕史のサイクルコラム「オススメ自転車ガジェット」をお届けしました。
◆野島念願のアイテムがGoProから発売!
野島:僕自身、ガジェット好きの自転車乗りということで、このシリーズは何度かお送りしていますが、その前に……ガジェット、ガジェットと言っていますけど、そもそもガジェットとは何なのか、まずは軽く説明してみたいと思います。 ガジェットとは“今までになかったような珍しい道具”、“ちょっと変わった便利アイテム”という意味で、主に家電や電子機器分野で使われる言葉だそうです。これは知っている方も多いかな。でも、念のため説明させていただきました。 そして、今回僕がオススメする自転車ガジェットは「自撮り棒」です! ガジェット=“今までになかったもの”、“便利アイテム”とか大仰なことを言いましたけど、自撮り棒も立派なガジェットですよ(笑)。発売されてからだいぶ経つので全然珍しくもないですし、ちょっと変わったアイテムと表現するのも恥ずかしいし、もはや笑われてしまうかもしれませんが、ここはあえて自撮り棒を推していきたいと思います。 もちろん普通の自撮り棒ではありません! 今回のアイテムは自転車やバイクに特化した自撮り棒で、アクションカメラの雄である“GoPro”から公式に発売されている「GoPro Boom」です。ちなみに、“Boom”というのはマイクとかで使われる長いポール、ロッドのことです。 僕は何年も前からアクションカメラを自撮り棒で自転車に取り付ける良い方法はないかと考えていて、いろいろな既存のアイテムを使って試してみたのですが、なかなか良いものが見つからなかったんです。 そんななか、東京・月島に「銀一(GIN-ICHI)」というプロのみならず、一般の人も入れる業務用撮影機器・録音機器専門店があるんですけど、ガジェット好きの僕はここが本当に大好きで、月島で仕事をしたときは必ず立ち寄っています。 その銀一で「9.SOLUTIONS」というプロ御用達の撮影関連器具メーカーが長いロッドを組み合わせ、自転車のハンドルやフォークに取り付けて自撮りをするシステムを提案していたんですね。お店の中に自転車とともにロッドを組み合わせたものがあり、おそらく現状では自転車自撮りの理想ではないかと思えるものを展示していたんです。 ですが、それはプロ用なので少し大仰なのと、やはり値段が安くない(笑)。予算もそれなりにかかるということで、それをどうにかマネできないか、市販のものや代替品で作れないかを考えていたなか、去年、GoPro公式からカーボン製の軽量のロッドを使った、自転車に取り付ける専用の自撮り棒「GoPro Boom」が発売されたんです。