初のG1決勝で2着の窓場千加頼「これで舞い上がらずに」、4着松井宏佑「最後の最後に気持ちの弱さ出た」/オールスター競輪
平塚競輪場のナイター「第67回オールスター競輪(GI)」は18日、最終日を開催。11レースS級決勝を走り終えた2着~9着の選手のインタビューを紹介する。(アオケイ・八角記者)
2着 窓場千加頼
初めてのGI決勝は、大声援が飛び交っていて最高に気持ちが良かった。その中で落ち着いて臨めたと思う。新山君の斬り方次第だったけど、緩い感じだったのでダッシュして中団に入ってからは眞杉君、松井君の追い上げを警戒しながら捲る脚を溜めていた。2角捲りは狙っていて、この舞台で先に早めに行けたのは大きい。4角を回って優勝を意識したけど、抜かれてしまった。でも、信頼している同期の古性さんの優勝でワンツーが決まったのは嬉しい。 これで舞い上がるのでなく「近畿の競輪」を見つめ直して、ラインを意識した競走をやっていきたい。向日町記念は獲りにいく。
3着 新山響平
綺麗なペースにしすぎてメリハリがなかった。捲りが来てから踏めば、もっとゴチャつかせたかも。(先行でタイトルを獲るのは)まだ早いってことですね。でも、倒せない相手ではないと思ったし、最後まで気持ちを強く持って臨めたのは収穫です。残りのGIは2つ、獲らないと。獲れるように練習します。
4着 松井宏佑
窓場さんが粘ったところを一発、行こうと。粘らず引いたのは想定外で構えてしまった。(2角で行った)窓場さんは行かせて、あの上を行こうと思ったけど、甘かった。最後の最後にプレッシャーと気持ちの弱さが出てしまった。良い経験ができたし、まだ成長できるはず。グランプリを走る目標は変わらないので。
5着 佐藤慎太郎
響平はマイペースに持ち込めたけど、あれを乗り越えられるとは。そのあたりがGIの決勝だなと。今回優勝して引退しても良いかなと、一瞬、思ったけど。でも、響平が3着に逃げ残っていて前を交わせていないですから。また諦めずに、もっとレベルアップできるように頑張ります。
6着 郡司浩平
先に仕掛けたいとは言っていたけど、やっぱり宏佑も地元GIの決勝で獲りたい気持ちがあったと思うし、いつもの仕掛けどころではなかったのかな。自分としても技術不足。余裕はあったので、技術があれば自分でコースをこじ開けられたはずなので。地元あっせん3連チャン、次走は小田原記念だし頑張りたい。