米GDP、第2四半期確報値は+3.0% GDIは大幅上方改定
[ワシントン 26日 ロイター] - 米商務省が26日発表した第2・四半期の実質国内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比3.0%増と、予想通りに改定値からの変更はなかった。堅調な消費支出に後押しされた成長加速が確認された。 第1・四半期の成長率は1.6%と、1.4%から上方修正された。 政府は2019年第1・四半期から24年第1・四半期までのデータを改定。この改定により、23年の経済成長率と企業収益が従来の発表よりも強かったことが示された。 改定により、経済活動を所得面から測る国内総所得(GDI)とGDPの差が縮小。GDIの伸びは、第2・四半期は3.4%と、従来の1.3%から上方改定。第1・四半期は3.0%と、1.3%から上方改定された。 経済活動を判断する上でより良い指標とされるGDPとGDIの平均は、第2・四半期は3.2%増。従来の2.1%から上方改定された。第1・四半期は2.3%増と、1.4%から上方改定された。