長崎日大の新主将MF山口丞介「初戦で全員気持ちが入って」
第7回高校サッカードットコム杯in宮崎supported by アミノバイタルが3月25日に開幕。Cグループの長崎日大(長崎)は鹿児島実(鹿児島)を1-0で破り、初戦を白星で飾った。 【フォトギャラリー】 長崎日大 vs 鹿児島実 その長崎日大を攻守にチームを引っ張るのが新主将のMF6山口丞介(新3年)だ。 最終ラインからボールを繋ぐスタイルのチームにあって、ボランチを務める山口は168cmと小柄ながら、ボールを奪われない足元の技術と、気の利いたポジショニングで攻撃を組み立てる。この試合では山口が相手のプレスを引き付ける事でサイドの選手がフリーとなり、そこから長崎日大はチャンスを量産した。 「初戦で全員気持ちが入っていて、点が入った後も集中して守備が出来た」と初戦を振り返った山口だったが、「後半、相手が前から来た時にボランチのサポートが遠くなってしまって、蹴るしかなくなってしまった」と、後半に押し込まれてしまったことや「サイドが縦に行った時の中の枚数や入って行く場所がまだ課題」と、課題を口にした。 「最近は勢いのある国見とかにずっと負けてしまっていて、新人戦でも負けてしまったので、総体と選手権はしっかり勝って全国に繋げたい」 インハイや選手権で県の代表を勝ち取るため、チームのスローガンでもある「Active football」をここから突き詰めていく決意だ。 (文・写真=会田健司)