【北九州記念】「53キロは恵まれたかな」グランテスト重賞初挑戦でも期待十分 小回りへの対応も問題なし
[GⅢ北九州記念=2024年6月30日(日曜)3歳上、小倉競馬場・芝1200メートル] 全9走で掲示板内を確保と、抜群の安定感を誇るグランテスト(牝4・今野)は、前走ライスシャワーC(3勝クラス)を1番人気に応え快勝して、初の重賞に駒を進めてきた。 「いつも通りチャンピオンヒルズで放牧。しっかり乗り込んでもらえたので予定通り。気性的に仕上げすぎるとよくないので、こちらでの調教はやりすぎず、しまい重点で」 今野調教師が丁寧な調整過程を説明する。 「千二でもひっかかってスタートで出遅れて取りこぼしていたのが安定してきた。力負けしたことはこれまでない」と充実ぶりに笑顔を見せた。 馬体重は現在480キロ。季節による体重の変化はないという。 「ハンデ53キロは恵まれたかなという感じ。小回りの速い流れにも楽に乗れるかな」と期待を寄せた。
東スポ競馬編集部