来春センバツ21世紀枠 県推薦校に土佐塾 /高知
県高野連(橋本浩会長)は2日、来春の第93回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)の「21世紀枠県推薦校」に土佐塾高校(高知市)を選んだと発表した。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら 土佐塾高校は1987年開校、硬式野球部は2012年に創部された。春、夏を通じて甲子園出場はなく、21世紀枠に推薦されるのも初めて。現在の部員は選手17人、マネジャー2人。 県高野連は選考会を開き、満場一致で選んだ。推薦理由は、県内屈指の進学校で勉学との両立を実践している▽部員数は少ないが、現チームは全員が県内出身者で、地元に密着した教育を行っている(困難環境の克服、文武両道)▽今秋の県予選では4強入りし、県高野連主催の大会で過去最高の成績を収めた(成績良好)▽部員の自主性を重んじ、あいさつを率先するなど他の生徒たちの見本となっている(模範的要素)――などとした。 今後、四国地区高野連が4県の推薦校を1校に絞り、日本高野連が12月に全国9地区の候補校を発表。来年1月の選考委員会で出場3校が決まる。【井上大作】