どこよりも早い順位予想 セ・リーグは阪神に大きなチャンスが巡ってきた。パは楽天がおもしろいよ【岡田彰布のそらそうよ】
阪神が優勝できなかったら当分、チャンスはない
巨人・菅野がメジャーに行けば、セの大本命は阪神よ。それだけの戦力は整った。あとは05年以来16年ぶりの優勝へ特に投手陣は整備されたと思うよ[写真は2005年の優勝時]
孫が2人いる。5歳と4歳……。かわいい盛りです。毎年、正月は孫の成長が楽しみで仕方なかった。でも今年は違った。年末、東京に住む息子から連絡があった。今回は帰省を見送るとのこと。仕方ないわ。世間のみんなが我慢しているわけよ。楽しみは来年……。そういうわけで、年明けは夫婦で静かに迎えた。 特別な1年が終わり、さあ、2021年はどうなるのか。1カ月するとプロ野球は春のキャンプを迎え、オープン戦からシーズン突入。今シーズンはどんな形態になるんだろうか。特別ルールが継続されるとは言われている。夏にはオリンピック・パラリンピックが待ち受けている。すべてがおだやかに行われることを願い、あらためて新年、明けましておめでとうございます。読者の皆さま、本年もよろしくお願いいたします。 ということで新年一発目、恒例のどこよりも早いプロ野球順位予想です。あらためて週べ、そして編集担当S君も無茶です。順位を予想するには、キャンプでのチームの動き、戦力分析があって、オープン戦の仕上がり具合いをチェック。そこから比較論を加えて、総合判断するのだが、それがない段階での予想よ。毎年やっているけど、ホンマ、悩むし、難しいわね。 ただ、今シーズンの予想は比較的、楽やった。特にセ・リーグの場合なんやけど、ひとりの投手の動向によって、セ界の勢力図は大きく変わるからなんです。それが巨人・菅野(菅野智之)の去就だ。メジャーに向かうのか、それとも巨人残留なのか。これを書いている時点では、まだはっきりしていない(もう間もなく決まるとのこと。※その後、巨人残留が決定)。仮に……の話、菅野がメジャーに行くとなれば、2021年シーズン、セ・リーグの優勝候補はズバリ“阪神”となる。昨年も優勝予想したが、今年はその確率はグンと高くなる。ひょっとしたら、ぶっちぎりのVもある、とオレは見ているのよ。 さらに言えば・・・
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週刊ベースボール