棚橋弘至が2026年1月引退を表明、新日本プロレス社長として新時代へ
「25年のプロレス人生を振り返ると、あっという間だった」
新日本プロレスの「エース」であり、現代表取締役社長である棚橋弘至が2026年1月4日の東京ドーム大会をもって引退することを発表した。 【動画】「棚橋のゴールを決めました…2026年1月4日…」なんと棚橋弘至選手が、2026年1.4での“レスラー引退”を決意…! この歴史的な告知は、2024年10月14日、東京・両国国技館大会のリング上で行われ、観客を大いに驚かせた。25年間にわたりプロレス界の頂点に立ち続けた棚橋は、その功績とともに、プロレス人生に一区切りをつけることを宣言した。 棚橋は、2000年代の新日本プロレスを救い、再び輝かしい存在へと導いた張本人だ。プロレス界が低迷していた時期に、何度も「新日本のエース」としてリングに立ち、会社を支えてきた。 IWGPヘビー級王座に8度輝き、東京ドームメインイベントに立つこと数多く、棚橋はそのカリスマ性と試合内容でファンの心を掴んで離さなかった。プロレスに限らず、メディアや映画、テレビ出演でも多くの支持を集め、プロレスの枠を超えた存在感を放った。 棚橋はリング上で「25年のプロレス人生を振り返ると、あっという間だった」と語り、感謝の意を示した後、「2026年1月4日をもって引退することを決めました」と宣言。この発表は、長年棚橋を支えたファンにとって衝撃的な瞬間だった。 しかし棚橋は「まだ1年2カ月残っている。この期間を全力で駆け抜ける」と力強く誓い、最後まで新日本プロレスの未来を見据えていることを強調した。 その後、試合後の場面で棚橋が突然襲撃される事態に。EVIL、ディック東郷、成田蓮が棚橋をターゲットに暴行を加え、EVILは「棚橋の引退は俺が決める」と挑発的な発言をした。新日本プロレス内での軍団闘争が一層激化する中、棚橋は引退を控えた今後も、リング上での戦いにさらされることになりそうだ。 だが、忘れてはならないのは、棚橋がリング外でも大きな役割を担っているという事実である。現在、棚橋は新日本プロレスの代表取締役社長として、会社全体の運営を指揮している。選手としての引退後も、その役割は続く。 引退を表明したものの、棚橋はプロレス界において新たな章を切り開いていく意志を強く示している。リング上での戦いは終わりを迎えるが、経営者として新日本プロレスの未来を築いていく責務があるのだ。 棚橋のリーダーシップの下、会社の舵取りは順調に進んでいる。世界規模で新日本プロレスをさらに発展させるため、棚橋は社長としての手腕を発揮していくだろう。選手として培った経験と、ファンや選手たちからの信頼が、新たなステージで大いに生かされるはずだ。 2026年1月4日、東京ドームでの最後の舞台がどのようなものになるのか、プロレスファンの期待は膨らむばかりである。棚橋はその瞬間まで全力で走り抜け、そして社長として新日本プロレスの未来を支え続ける。
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