PK直前に悪質なレーザーポインター被害もFW上田綺世「集中していたので分からない」
大挙して訪れたバーレーンサポーターからの悪質な妨害は、選手たちに届いてすらいなかったようだ。 【写真】「スタイル抜群」「目のやり場に困る」“勝利の女神”のアウェー遠征に反響 日本代表は10日、北中米W杯アジア最終予選でバーレーンに5-0で勝利。前半37分に決まったFW上田綺世のPKを皮切りに、敵地でゴールラッシュを披露し、C組唯一の最終予選2連勝を果たした。 この日は無料招待されたバーレーンサポーターが大挙してスタジアムに詰めかけており、完全アウェーの雰囲気。また試合前の日本国歌に大ブーイングが響き、PKキッカーを務めた上田がレーザーポインターを当てられる被害を受けるなど、マナーの悪さも目立っていた。 もっとも冷静にPKを沈めた上田は試合後、レーザーポインターに関する報道陣の質問に「集中していたので分からない」と返答。PKのシーンを「自分の時間をしっかり作って、自分の間合いで打てた」と冷静に振り返り、妨害を意に介した様子はなかった。 また前半3分のFKの際、同様にレーザーポインター攻撃を受けていたMF堂安律(フライブルク)も「気付かなかったですね。違う人に当たっているのかと思ってました」と飄々と返答。緑色の光が中継カメラにも映し出され、大きな注目を集めたバーレーンの妨害工作だったが、選手たちに影響を与えることはなかったようだ。