【新NISAシミュレーション】「つみたて投資枠」で積立投資「月3万円×年率3%×30年間」で将来いくらになる?
より使いやすくなったNISAを活用しよう
今回は新NISAの改良ポイントと、積立投資をおこなった場合のシミュレーションについて解説しました。 2024年からNISAは、成長投資枠とつみたて投資枠の併用が可能となりました。また、年間投資上限額が成長投資枠は240万円、つみたて投資枠は120万円までひろがっています。 ボーナスやまとまったお金が入った時は、成長投資枠で一括投資を、毎月の家計からの余裕資金はつみたて投資枠で積立投資を、という風に2つの投資枠を上手に併用しながらの運用が可能となっています。 さらに、非課税保有期間が無期限となるため生涯をとおした投資・運用が可能となります。 非課税保有期間が無期限になれば、現役時代だけでなく年金生活に入った老後も運用しながら投資資産の一部を取り崩して年金生活の足しにするということもできます。 以上のように、2024年からNISAは非常に使い勝手の良い制度と変わっていますが、資産運用には元本割れなどのリスクが伴います。資産運用を始めてみたいという方は、まずはNISAについて勉強し始めてはいかがでしょうか。
参考資料
・金融庁「2023年までのNISA」 ・金融庁「つみたてシミュレーター」 ・金融庁「NISAを知る」 ・総務省「2020年基準 消費者物価指数 全国 2024年(令和6年)10月分」
鶴田 綾