池袋暴走事故遺族、殺害予告した女子中学生の書類送検に思い「ちゃんと社会的責任を果たし…」
2019年4月に東京・池袋で起きた乗用車暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さんが28日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自身に対する脅迫メールを送ったとして中学3年生の女子生徒が書類送検されたことを受け、コメントした。 松永さんは「私に対する殺害予告の件。中学生(14)が書類送検されました」と書き出し、「未成年があのような恐ろしい殺害予告を行ったことに、驚きと戸惑いを感じています」と心境を記述。「悩みましたが、未来ある未成年が、これからより大きな過ちを犯さないよう、私は先人として、毅然(きぜん)とした対応を取ることが重要だと考えました」と、被害届を出した経緯を説明し、「彼女には未来があります。その未来のために、ちゃんと社会的責任を果たし、深く反省した上で、自分と他人の命を大切に生きていく一歩としてほしいと願っています」と思いをつづった。 松永さんは今年9月にXで「死ねばいいのに~。そんなに辛いなら私が変わりに殺してあげよっか?笑」などと書かれた脅迫メールが送られてきたと報告。また、その翌日には「松永拓也を9月13日19時06分に殺す」といった殺害予告メールが送られてきたことも明かし、その後、警察に相談したことを報告していた。