【ガールズグランプリ】石井寛子が2度目のグランプリ女王に「7年前より何倍もうれしい」「80歳まで出続けたい」 …静岡競輪
静岡競輪の「グランプリシリーズ」2日目・第11レースで、「ガールズグランプリ2024」が7選手により行われた。ここまで通算658勝、179度の優勝を誇るガールズケイリン界のパイオニア・石井寛子(38)=東京・104期=が1着。昨年まで10年連続で出場していたグランプリ出場が途切れ、2年ぶりの出場となった年末の大一番で、2017年以来7年ぶり2度目となるガールズグランプリ制覇を飾った。 レースは佐藤水菜が前受け。尾崎睦が佐藤の後ろへ入り、尾崎の後ろは尾方真生。児玉碧衣が4番手に位置を取ると、石井貴子が児玉をマークする形で5番手。その後ろを坂口楓華、石井寛子が続いた。誘導員が外れ鐘が打たれると、坂口が先頭を奪い、直線へ。坂口マークで進めた石井寛が1着ゴールを決め、ウイニングランでは涙をぬぐうようなシーンもあった。2着は佐藤水菜、3着は尾崎睦だった。 優勝した石井寛子の次回出走予定は2025年1月11日からの京王閣。 石井寛子「2017年よりも何倍も何倍もこの優勝うれしくて。最初はグランプリ出れたらいいな12月入ってから優勝したいと徐々に思ってきて、ここに迎えられたので、我慢して良かったなと思います。7番車でしたので、グランプリでは、前を取る競走で失敗ばかりしていたので我慢という作戦をとりました。バックで2番手ってどういうことだろうとは思いましたが、焦らず、冷静にとは思っていました。80歳までグランプリに出続けたいと思います!」
報知新聞社