色や柄の種類も充実している作務衣

　和歌山県田辺市中辺路町大川の「ソーイング安達」（安達敏行代表）は、僧侶が着用する作務衣（さむえ）の一般販売を始めた。オーダーメードも受け付ける。 【「ソーイング安達」の地図はこちら】 　同店は３０年以上、作務衣を手がけている。長く愛用してもらえるよう、職人が丁寧に縫製しており、県内外の僧侶が愛用しているという。 　作務衣は上下が分かれているため動きやすく、部屋着におすすめ。前開きなので介護や入院時の衣類としても使いやすく、気軽に和の雰囲気を楽しめる点も魅力という。しわになりにくいポリエステル繊維、着心地の良い綿素材など生地の種類も豊富。 　販売場所は、同店と熊野古道・滝尻王子近くの熊野古道館（田辺市中辺路町栗栖川）。価格は１万９５００円からで、上衣のみは１万１千円。「実際に手に取ってほしい」と同館には試着用を用意している。 　オーダーメードの場合は、生地選びから始まり、ポケットや袖口のゴムの有無など、細かな要望に合わせて作る。仕上がりの目安は注文から１カ月。問い合わせは電話、またはホームページで受け付けている。 【お店情報】 田辺市中辺路町大川５５５　営業：午前９時～午後３時　土曜、日曜、祝日定休　電話０７３９・６４・０１８２　ホームページ　ｈｔｔｐｓ：／／ｒ．ｇｏｏｐｅ．ｊｐ／ａｄａｃｈｉ／