「選考基準を上げた男」5年ぶり沢村賞“該当者なし”の裏で…3年連続受賞の日本人右腕に再脚光!「偉大さを再確認」
プロ野球史の名投手・故沢村栄治氏を記念し、シーズンを通して活躍した先発完投型の投手を表彰する「沢村栄治賞」の選考委員会が10月28日、東京都内のホテルで記者会見を開き、堀内恒夫委員長など、5人の選考委員などが、2019年以来5年ぶり、6度目の該当者無しを発表した。 同日の会見では、7項目の選考基準のうち、1項目でも基準を満たしていた投手の中から選考が進められたことが説明され、4項目を満たした巨人の戸郷翔征や3項目をクリアしたソフトバンクの有原航平が有力候補として挙げられたが、今年は受賞該当者なしという結果になった。 【動画】オリックス時代に山本由伸が見せた圧巻の奪三振ショー! 今季は沢村賞の「該当者なし」という結果に、ネット上では、3年連続で沢村賞を受賞した山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)を称賛する声が再燃している。 「沢村賞の選考基準を上げた男」 「山本由伸がハードル上げまくった感ある笑」 「議論の余地なく沢村賞を受賞した由伸のスゴさが分かる」 「もう沢村賞と別に山本由伸賞作ろうぜ」 「これがドラフト4位ですからね。夢ありますね」 「山本由伸の偉大さを再確認」 「もう名球会に入れてあげようよ」 山本は、21年シーズンに26試合に先発登板。防御率1.39、18勝、勝率.783、206奪三振をマークし、また22年にも26試合に先発登板し、防御率1.68、15勝、勝率.750、205奪三振を記録した。 さらに23年に防御率1.21、16勝、勝率.727、169奪三振の4項目を満たし、3年連続で沢村賞に輝いている。 なお、山本は、現地26日のニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第2戦で先発投手を務め、7回途中1安打4奪三振の快投でチームの勝利に貢献。日本人選手として史上2人目の勝利投手となっており、今後の活躍にも注目だ。 構成●THE DIGEST編集部
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