角田裕毅が雨のサンパウロGP予選で自己最高グリッド2列目3番手!赤旗5度大荒れの予選はPPノリス、2番手ラッセル|F1
トップ10のグリッドを決める12分間のQ3では、Q2終了後から雨が強まるも、各車はQ3でインターを装着してピットアウトしていった。このQ3でも各車は蓄電ラップを入れずにプッシュラップを続ける展開となり、タイムがどんどん上がっていく。 だが残り7分、フェルナンド・アロンソがターン11でコースアウトし、バリアに衝突。これで予選は4度目の赤旗となってしまう。 バリアの修復に少し時間を要したが、残り時間ほぼ7分で、現地時刻8:54からQ3再開とアナウンスされる。 トラック上は8台のみで、7分でのプッシュラップ勝負となった。ここではセクター1最速ペースで角田が通過するも、その直後のターン4でスピン。クラッシュはなんとか回避し、事なきを得た。 すると残り4分を切り、ターン1手前でアルボンがコントロールを失ってバリアにクラッシュし、マシンが大破。これで予選セッションは5度目の赤旗となってしまう。
Q3は残り3分半、7台で上位グリッドを競う形に。角田はこのワンアタックで1:24.111をマークし、残り1分で2番手となる。ここから後続がタイムを上げ、ランド・ノリスとジョージ・ラッセルにラップタイムで超えられたが、角田は予選3番手でフィニッシュとなった。2023年のアブダビGP予選6番手を大きく超える、自己最高グリッドとなる。 ポールポジションは1:23.405のノリス。2番手ラッセルでフロント・ローはイギリス人ドライバー2人となった。 3番手は角田、4番手エステバン・オコンが2列目に入っている。5番手リアム・ローソン、6番手チャールズ・ルクレール、7番手アルボン、8番手ピアストリ、9番手アロンソ、10番手ストロールという予選結果となっている。 サンパウロGP決勝は日本時間3日、24:30よりスタートとなる。
第21戦サンパウロGP・予選結果
1/ランド・ノリス/マクラーレン 2/ジョージ・ラッセル/メルセデス 3/角田裕毅/VCARB 4/エステバン・オコン/アルピーヌ 5/リアム・ローソン/VCARB 6/チャールズ・ルクレール/フェラーリ 7/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ 8/オスカー・ピアストリ/マクラーレン 9/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン 10/ランス・ストロール/アストンマーティン 11/バルテリ・ボッタス/キックザウバー 12/マックス・フェルスタッペン/レッドブル 13/セルジオ・ペレス/レッドブル 14/カルロス・サインツ/フェラーリ 15/ピエール・ガスリー/アルピーヌ 16/ルイス・ハミルトン/メルセデス 17/オリヴァー・ベアマン/ハース 18/フランコ・コラピント/ウィリアムズ 19/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース 20/チョウ・グァンユ/キックザウバー