富山県内初、電動キックボード貸し出し 富山駅周辺3ヵ所で計5台
電動キックボードのシェアリングサービス「Luup」(ループ、東京)は29日、富山市中心部で貸し出し事業を始めた。運営・管理会社によると、富山県内で初めてで、富山駅周辺の3カ所で計5台を利用できる。 電動キックボードは「特定小型原動機付き自転車」に分類され、免許は不要。ヘルメットの着用は努力義務で、16歳未満は運転できない。 貸し出し場所「ポート」は、富山市牛島本町の住宅と同市木場町のアパートの敷地内のほか、同市新桜町のレストラン・バー「LASA」駐車場の計3カ所に設けた。 利用は専用アプリで、年齢確認書類の登録と交通ルールテストの合格が必要。1回の利用につき、基本料金100円のほか、1分ごとに20円かかる。 Luupは富山市出身の起業家、宮西恭平さんらが創業した。管理・運営は企業研修などを手がける「ステップアップ」(上市町法音寺、川合紀子社長)が担う。担当者は「安全に注意しながら、短距離の移動や観光などでの利便性を感じてほしい」と話した。