友人宅に泊まったら「寝るときは暖房つけない派なんだ」といいます。でも電気代ってそんなに変わるのでしょうか?
暖房の設定温度を下げるのもひとつの方法
環境省によると、暖房の設定温度を1度低くすると約10%の消費電力削減につながるとされています。暖房20度の消費電力を525Wと考えた場合、19度に下げると472.5W程度です。 1日あたりの電気代は「472.5W÷1000×31円×8時間= 約117.2円」で、20度と比べると約13円、1ヶ月(30日)では約390円、1年(365日)では約4745円の節約が可能です。朝まで暖房をつけっぱなしにして寝る場合は、設定温度をなるべく低くするように心掛けましょう。
あくまで無理のない範囲で電気代を節約しよう
暖房をつけたままで寝るのと消すのとでは電気代に大きな差があるとはいっても、住む地域や体質によっては暖房なしで寝るのが難しい場合があります。無理に我慢しては健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、できるかぎりの範囲で節約を心掛けましょう。電気代の節約には、「タイマーを利用する」「設定温度を下げる」といった方法が効果的です。 出典 公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 Q&A 環境省 オフィスでできる節電アクション 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部