アーセナル冨安健洋（ロイター）

＜プレミアリーグ：アーセナル3－1サウサンプトン＞◇5日◇第7節◇エミレーツ・スタジアム 【写真】笑顔であいさつを交わす遠藤、冨安 　DF冨安健洋（25）が今季初めてベンチ入りしたアーセナルが、ホームでサウサンプトンに3－1で逆転勝ちした。開幕から5勝2分けと無敗をキープし、勝ち点を17とした。開幕前に膝の負傷で離脱していた冨安は後半39分から出場。サウサンプトンのDF菅原由勢（24）は後半45分までプレーした。 　先制したのは今季未勝利のサウサンプトンだった。後半10分、途中出場のFWアーチャーがカウンターからゴール。だが、その直後にアーセナルが地力の違いを示す。同13分、敵陣でボールを奪い、そのままの勢いで好調のFWハバーツが左足で強烈なシュートを突き刺した。 　絶好調のドイツ代表FWの今季4点目で同点に追い付くと、同23分にはFWサカの左からのクロスをFWガブリエル・マルティネリが左足で押し込んで逆転に成功した。 　金髪の冨安は2－1の後半39分に右サイドバックで先発したトーマス・パーティーに代わって途中出場。そのまま右サイドバックの位置でプレーした。昨季の最終節で1ゴールを挙げた5月19日のエバートン戦以来の出場でしっかりと試合を締めた。 　敗れたサウサンプトンは開幕から1分け6敗と7戦未勝利。菅原は開幕から7試合連続で先発し、積極果敢に攻め上がってクロスを送るなどしたが、後半43分に3失点目に関与。FWトロサールの突破を自陣ペナルティーエリア内で防ぎ、ボールを持ち出そうとしたところでサカにそのまま蹴り込まれた。サカのゴールを「アシスト」した形。その直後に交代で退いた。