21歳のホープ角田大河騎手の早すぎる逝去に競馬関係者の間でショックが広がる…騎乗停止中に連絡がとれなくなっていた
角田騎手は、JRAのG1で10勝をあげた元騎手の元騎手の角田晃一調教師(53)を父に持ち、兄の大和(22)も騎手という競馬一家に育った。2022年に石橋守厩舎所属でデビューし、史上3人目となる初騎乗から2連勝を挙げて注目され、1年目に36勝をマークした。ここまでJRA通算90勝。昨年3月の毎日杯ではシーズンリッチでJRA重賞初制覇を果たした。今年もすでに18勝を挙げ、飛躍を期そうとレベルの高い北海道シリーズに参戦していた。 将来が期待されるホープのあまりにも早すぎる逝去に競馬関係者の間に衝撃が広がった。 日本騎手クラブ会長の武豊騎手(55)は「突然の出来事に心の整理はついておらず、悲しい気持ちでいっぱいですが、みんなで前を向いて歩んでいきたいと思います」とコメント。父の晃一調教師も「大河は多くのみなさまに支えられ、応援していただきました。幼いころからの夢を叶え、騎手人生をスタートしたばかりであり、残念で仕方ありません。悲しみは癒えませんが、今後も家族で力を合わせてまいります」と気丈にコメントを発表した。 またJRAの吉田正義理事長も「角田大河騎手は、デビュー当初から活躍を続けていた将来を嘱望される騎手の1人でした。今後の活躍も期待されたところであり、残念でなりません。ご家族様に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼の意を表している。
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