トリモチまみれでやせ細った猫 保護して6年、猫嫌いの夫もトリコにするふっくらボディに
ガブさんと共に過ごす未来
今、13歳となったガブさんは、年齢を重ねるごとに食事量が減り、少しずつ体に変化が現れ始めています。 飼い主さんは、かつて実家で何匹もの保護猫たちと暮らし、その寿命を見送ってきました。猫たちの寿命が人間よりも短いことを、痛感しているといいます。 それゆえに、ガブさんとの残された時間がとても貴重で、大切なものだと感じているのです。「ガブさんが望む環境を整えてあげたい」と、飼い主さんは思いを込めて語ります。 飼い主さんにとってガブさんは、単なる同居猫以上の存在。「猫を飼っているというよりは、ガブさんとルームシェアしている感じです」。 ガブさんとの生活が、まるで家族や友人と同じように深く心に刻まれていることがうかがえます。「ガブさんは、私にとってかけがえのない親友です」。その言葉には、13年という長い時間を共に過ごしてきた、深い愛情と絆が宿っているのです。 これからも、飼い主さんはガブさんの望む生活を大切にしながら、一日一日をかみしめるように、心温まる日々を過ごしていくことでしょう。 (まいどなニュース特約・梨木 香奈)
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