ドジャース、延長11回スミスのサヨナラ打で勝利! 大谷翔平は2度のサヨナラ場面で申告敬遠! 本拠地はブーイング
ドジャースの大谷翔平が現地時間7月20日(日本時間21日)、本拠地でのレッドソックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。4打数1安打の成績だった。チームは延長11回一死満塁、ウィル・スミスのサヨナラ打で7-6と勝利を収めた。 【動画】後半戦に挑むドジャースの面々!大谷翔平もラフなTシャツ姿で笑顔の登場 相手先発は25歳のブライアン・ベロだった。昨季初めて2ケタの12勝を挙げた右腕。今季は試合前まで10勝5敗、防御率5.32という成績で、大谷とは昨年2度の対戦があり、通算5打数3安打と好相性。そのベロとの対戦で初回の第1打席は一ゴロに終わり、3回の第2打席は泳がされて三邪飛に倒れた。 6回、1-2で迎えたベロとの3回目の対戦では左中間への二塁打で出塁。その後、テオスカー・ヘルナンデスの右前打で同点とし、アンディ・パヘスの犠飛で3-2と逆転に成功したが、直後にタイラー・オニールの2ランで再び3-4と逆転を許した。 第4打席はキャム・ブーザーの前に三飛に倒れ、第5打席は9回、キケ・ヘルナンデスの一発で同点の後、一死二塁のサヨナラの場面で回ってきたが、申告敬遠で本拠地はブーイングとなった。そのあと、ウィル・スミスは右飛で二死一・二塁となったが、フレディ・フリーマンも右飛に倒れてサヨナラとはならなかった。 ドジャースは得点を挙げたあと、すぐにリリーフ陣が失点する展開が続いた。4-4と同点にした直後も延長10回タイブレイクに突入し、タイラー・オニールに2ランを浴びて2点を勝ち越された。しかし、ドジャースもその裏に2点を入れて同点に追いつき6-6となった。大谷は延長11回一死三塁のサヨナラ場面でも2度目の申告敬遠だった。 大谷は前日の同戦は3打席連続三振を喫したが、0-1で迎えた8回一死一塁の第4打席で3番手のブレナン・ベルナルディノから左翼へのエンタイトル二塁打を放って出塁。その後、フレディ・フリーマンに15号満塁弾が飛び出して、4-1とドジャースは逆転勝利を飾った。大谷は逆転の呼び水となる一打を放ち、4打数1安打の成績だった。 大谷は現時点で29本塁打、69打点をマーク。盗塁は23個で、自身初となる「30-30」(30本塁打・30盗塁)へ射程内に捉えている。 4年連続4度目の30号まであと「1」。日米通算250本塁打にもあと「2」と迫っている。本塁打争いでは、ブレーブスのマルセル・オズナがこの日、2本塁打で1本差と迫ってきた。明日勝利へ導く一発に期待したい。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]