いよいよJ1優勝争いもクライマックス!10年ぶりの三つ巴優勝争いはどうなるのか?気になる3チームの優勝条件をまとめてみた
明治安田J1リーグは8日に最終節を行う。今季はヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、町田ゼルビアの3チームがリーグ制覇の可能性を残しており、三つ巴の優勝争いをどこが制するのか注目が集まっている状況だ。気になる各チームの優勝条件とどのチームが優勝に近いのかまとめた。 【一覧】移籍情報2025 Jリーグ全60クラブ 新加入・昇格・退団・期限付き移籍・現役引退 J1は最終節を前にして、首位の神戸が勝ち点69の得失点差+22。2位の広島が勝ち点68で得失点差+31。3位の町田は勝ち点66で得失点差+22という状況だ。最終節を前にして3チームが優勝杯を争うのは、14年以来10年ぶり。当時は、首位ガンバ大阪(勝ち点62・得失点差+28)、2位浦和レッズ(勝ち点62・得失点差+21)、3位鹿島アントラーズ(勝ち点60・得失点差+26)だった。この年のJ1は、最終節でG大阪が引き分けたものの、浦和と鹿島が揃って敗北。最終的に、G大阪が2度目のJ1制覇を果たしている。 神戸は勝利、もしくは引き分けでも2位の広島が引き分け以下であれば2連覇達成。仮に敗北した場合、2位の広島が敗北、3位の町田が引き分け以下で首位が確定する。優勝の可能性を残す3チームの中で、唯一ホームで最終節を迎えるのが神戸であり、リーグ制覇にもっとも近いと言えるだろう。 一方で2位の広島に関しては、勝利すれば1位の神戸が引き分け以下の結果に終わった場合に逆転優勝となる。仮に引き分けで終わったとしても、神戸が敗北、そして3位町田が引き分け以下で4度目の優勝が確定するという状況だ。もっとも、仮に3位の町田が勝利したとしても8点差以下での白星であれば得失点差で広島が優勝する形になる。 3位の町田の場合、他の2チームと比べると少し厳しい条件だ。まず勝利は最低条件、そして1位神戸と2位の広島が敗北しなければ優勝は実現しない。また、広島がドロー決着に終わったとしても、町田は10点差以上で勝利すれば優勝が決まる。しかし、10ゴール差での勝利というのは現実的ではないだろう。他のチームの結果次第とはなるが、まずは最終節の敵地鹿島との試合に勝利して、TOP2の結果を待ちたいところだ。 各チームの優勝条件をまとめると以下のとおり。 【優勝条件】 ・神戸 1…神戸が勝利 2…神戸が引き分け、2位広島が引き分け以下 3…神戸が敗北、広島が敗北、3位町田が引き分け以下 ・広島 1…広島が勝利し、神戸が引き分け以下 2…広島が引き分け、神戸が敗北、町田が引き分け以下 (町田勝利の場合は8点差以下であれば広島が優勝) ・町田 1…町田が勝利、神戸が敗北、広島が敗北 (広島が引き分けの場合、町田は10点差以上での勝利で優勝)
フットボールチャンネル編集部