【パリのキッチン・定番レシピ4選】分量いらずで簡単に作れる!4人のおすすめは?
My Spécialité:分量いらずで、ぱぱっと作れて好評! MY定番の小さなレシピ ▶▶ 鈴木ひろこさん:トレビス(紫チコリ)のオーブン焼き
「トレビスは株ごとのものが手に入らず葉に分かれたものであれば、フライパンにオリーブオイルを引いてさっと焼くのでもOK。新じゃがやなす、ズッキーニなどでもおいしく作れます。」──鈴木ひろこさん
作り方
1.小ぶりのトレビス8本は、根元の芯を少し切り落として耐熱皿に並べる。 2.セージ、タイム、ローリエとにんにく1かけを皮付きのままのせる。 3.オリーブオイルを回しかけ、塩・こしょうを振って、210℃のオーブンでしんなりするまで15分ほど焼く。 4.仕上げにパルミジャーノ・レッジャーノを振る。
猫沢エミさん:ラディブール
「フランスでは定番の前菜。ラディッシュにおいしいバターと塩がマッチする、ごくシンプルでフレッシュな味。おもてなしの日は束ねて盛ると、ブーケのように華やかに!」──猫沢エミさん
作り方
1.ほどよく常温に戻したバター(食塩不使用)をブロック状に切って塩を振り、下側に十字の切り目を入れたラディッシュをめり込ませ、バターと一緒にパクリ。バターはナイフで塗りつけてもいい。
松長絵菜さん:ハチミツレモンフルーツポンチ
「今回はベリー系を使いましたが、日本の季節のフルーツでもおいしく作れます。夏はアイスピックで砕いた大きな氷を添えてひんやりと。大人用にはホワイトラムを入れてもおいしい」──松長絵菜さん
作り方
1.好みのフルーツ(今回はいちご、ぶどう、さくらんぼ、桃、あんず、ブラックベリー)を食べやすい大きさに切り、全体に行き渡るくらいのハチミツをかける。 2.レモン汁を好みの量加えて混ぜ、15分ほど寝かせて味をなじませる。 3.大きく砕いた氷とともに器に盛り、炭酸水を注いでミントの葉を添える。
植田紗羅さん:クレソンのおひたし
「クレソンのほろ苦さがめんつゆとマッチする、ちょっと大人の味わい。こちらではサラダみたいな感覚でとらえられているようで、アペロやディナーで振る舞っても好評です」──植田紗羅さん
作り方
1.鍋にたっぷり湯を沸かし、クレソンひと束を塩ゆでする。 2.氷を張った水にさらし、水気を絞って食べやすい長さに切り、器に盛る。 3.上からめんつゆを適量かけ、好みで白ごまや削り節をかける。 Staff Credit 撮影/篠 あゆみ コーディネーター/Harue Konno 取材・文/福山雅美 こちらは2024年LEE7・8月合併号(7/5発売)「パリの日本人の『小さなキッチン』」に掲載の記事です。 ※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。