ケイミュー、住友金属鉱山シポレックスの全株取得。新子会社ケイミューシポレックス設立
金属屋根など外装材総合メーカー大手のケイミュー(本社・大阪市中央区、社長・木村均氏)は1日、住友金属鉱山から住友金属鉱山シポレックスの全株式を取得し、完全子会社化した。同日、新たにケイミューシポレックスを設立。軽量気泡コンクリート(ALC)など建築用資材の製造・売買および輸出入、免制震材料の製造および販売を行う。 住友金属鉱山シポレックスは、中高層建築物や大型施設など非住宅市場において長年の実績を持つALCのパイオニア企業。今回の子会社化によりケイミューグループは、戸建て住宅から中高層建築物までの外壁材を製造販売する国内唯一の総合外装材メーカーとなる。両社のリソースとノウハウを活用し、早期にシナジー効果を発揮させ、より一層の価値をユーザーに提供していく。また、両社の強みを生かした新たなサービスや商品の開発に注力する考えだ。 ケイミューシポレックスの代表取締役社長は、青野義道氏が続投。資本金は50億円で従業員数は380人。