【速報】ロケット「カイロス」2号機 打ち上げ延期を発表 日程変更へ 風の影響
和歌山県串本町から発射する民間の小型ロケット「カイロス」2号機、スペースワンは打ち上げ日程変更すると発表しました。理由は「風の影響」としています。 【LIVE】カイロス打ち上げ延期 一体なぜ?スペースワン会見 宇宙ベンチャー企業「スペースワン」が開発した小型ロケット「カイロス」。初号機は、幾多の苦難を乗り越え、今年3月、和歌山県串本町にあるロケット発射場からの打ち上げを多くの人が見守りました。 しかし、打ち上げからわずか5秒、カイロスは空中で爆発。初号機の打ち上げは失敗に終わりました。初号機には人工衛星を搭載していて、軌道投入が成功すれば国内初となる民間単独の打ち上げとなるはずでした。 その後、予測よりもロケットの速度が遅く、安全と設定した飛行範囲を外れたため、ロケットが飛行中断措置として自ら機体を爆発させたと発表。 スペースワンはロケット自体に問題はないとして、今年12月にカイロス2号機の打ち上げを目指していました。 再挑戦となる「2号機」には複数の衛星を搭載し、前回と同じ和歌山県串本町の「スペースポート紀伊」から発射予定で、スペースワンは午前6時半時点でも予定通り午前11時の打ち上げになることを発表していましたが、先ほどスペースワンは打ち上げ日程変更を発表しました。 理由としてスペースワンは「強風の影響」としています。改めての打ち上げ日程については、決まり次第、お知らせするとしています。