陸上男子110メートル障害の泉谷駿介、メダル期待されるパリ五輪へ「実力出し切る」
陸上男子110メートル障害でパリ五輪代表の泉谷駿介(住友電工)が20日、東京都内で取材に応じ、自身2度目となる五輪に向け、「メダルはもちろん取りたいけど、そこばかりに目がいかずに、自分の実力を出し切りたい」と意気込みを語った。 昨年6月に13秒04の日本記録を出した。昨夏の世界選手権では五輪、世界選手権を通じて同種目で日本勢初の決勝を経験して5位入賞。「だいぶ気持ちに自信がついた。今季しっかり安定させてもう一段階上に行きたい」と先を見据えた。今季はすでに、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグで2度表彰台圏内に入っている。 今季使用するナイキのスパイクについては、「反発性が結構ある。いいところがいっぱいあるので、生かせるように技術をすり合わせていければ」と話した。