眞栄田郷敦、高橋文哉の“ユカちゃん”を称賛「可愛かった」
俳優の眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより、萩原健太郎監督が10日、都内で開催された映画『ブルーピリオド』渋谷プレミアイベントに出席。眞栄田は高橋が演じた中性的なユカちゃんについて「可愛かった」と称賛した。 【写真】眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりが渋谷に降臨! 本作は、山口つばさの同名漫画を実写映画化。高校生の主人公・矢口八虎(眞栄田)が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に本気で挑み、国内最難関の美術大学を目指して奮闘する姿を描く。高橋は八虎の同級生・ユカちゃん=鮎川龍二、板垣は八虎のライバル・高橋世田介、桜田は八虎にとってミューズ的存在の先輩・森まるを演じている。 眞栄田は「パワーをもらえる作品なのかなと思いますね」「見終わった後に、単純に頑張ろうって思える作品になっているんじゃないかなと思います」とアピール。絵画を学んだ経験については「半年くらい絵を練習したんですけど、それをやってきて本当に良かったなと思いますね。自分の中でも引き出しがすごく増えるので」「表現の幅がすごく広がったなと思っています」と学びがあった様子だった。 高橋は、女性的なファッションに身を包み自分を表現することで、いろいろなものと戦うユカちゃんの役作りについて「自分と役を分けないことですかね。高橋文哉自身が可愛くなるために何をしたいかっていう風に思うように、ユカちゃんの気持ちを理解して。可愛いっていうことへの魅力を感じて。そこを理解すると、そこからは普通の役作りと何も変わらないので。エステに行ってみたり、可愛くなる努力をしたり」と回想。 また「歩き方とか姿勢とか手先の神経の通らせ方というか。本当につま先から手の指先まで、お芝居をしている時に一瞬も気を抜くことがなかったくらい全身に神経を渡らせて、それぞれにユカちゃんとしての美学を詰め込みましたね」と明かした。そんな高橋の芝居について、眞栄田は「可愛かった~。ユカちゃん可愛かった」と笑顔で称賛していた。 一方の板垣は「原作から僕は世田介っていうキャラクターが一番好きだったし、世田介っていうキャラクターをすごく愛していたので。彼がどういう風に映るかっていうのはすごく考えましたし、彼にもすごく可愛らしいところはあって、愛されるキャラクターになったらいいなって」と撮影を振り返っていた。 映画『ブルーピリオド』は、8月9日より全国公開。