【ボートレース浜名湖】好モーターを手にした前田滉が前検一番時計
ボートレース浜名湖では7日から「オールB級東海地区選手権 公営レーシングプレス杯」が開催される。6日間の準優3個レース制で、タイトル通り東海地区のB級選手が集結。実力が拮抗している分、高配当が続出する穴党向けのシリーズだ。機力がいい選手が活躍する傾向が普段以上に顕著で、パワー相場の把握が重要になる。 心配された雪の影響もなく、晴天の下で行われた前検練習。北からの追い風が強く、舟足に関しては明言を避ける選手がほとんどだった。前節の周年記念で活躍したモーターを引いたのは優勝機の川合理司を筆頭に、豊田訓靖、大塚浩二、大石和彦、後藤孝義、山口晃朋ら地元勢。中でも「班では少し余裕があった」と話した後藤や「エンジンがいいからスタートが早すぎた」と言う山口が早くも本体のパワーを感じた様だった。 前検一番時計は、好モーターの1つである19号機を引き当てた前田滉がマークした。「直線で違和感はないし、回り足を含めてバランスが取れている」と合格点をつけている。 一方、周年V機の川合は「足は悪くないけど、このピット離れだと全部6コースになってしまう。この足を落とさずピット離れを持たせるように調整する」と話しており、初走5Rの展示気配が気になるところだ。 また、今期は7点中盤の残す吉田凌太朗が「手前の上がりが悪く回転不足」と言えば、地元期待の高塚清一は「周年に出てないし、大したことはないと思う」と冴えないコメント。初戦までにどこまでパワーを引き出してくるか、その調整手腕に注目が集まる。
マクール