【NFL】ベアーズQBウィリアムズとの対決は「ちょっと特別」とペイトリオッツQBメイ
ケイレブ・ウィリアムズとドレイク・メイがデトロイトにあるキャンパス・マルティウス公園とハートプラザのステージに呼ばれたのは、約6カ月前のことだった。モーターシティに集まった大勢のファンの前で、ウィリアムズはシカゴ・ベアーズからドラフト全体1位で、メイはニューイングランド・ペイトリオッツから全体3位で指名されている。
NFLで合計12試合に先発出場している2人は現在、それぞれのチームでQB1としての地位を確立しており、現地10日(日)にはソルジャー・フィールドで再び同じ舞台に立つ予定だ。
メイは同じドラフトで指名された選手と対戦する機会が日曜日の試合にちょっとした特別感をもたらすことを認めた。NFLのルーキーになるずっと前からウィリアムズを知っていることを踏まえると、なおさらそのように感じられるようだ。
チーム公式記録によると、メイは水曜日に「本当に、ケイレブとは高校時代から知り合いなんだ」と話したという。
「同じキャンプに参加したり、エリート11(キャンプ)で一緒だったり、一緒に大学訪問もした。つまり、全体的に同じプロセスをたどってきている。大学時代も切磋琢磨し合っていた。友達でもあったし、彼が活躍するのを見るのは楽しかった。今度は競い合うチャンスがある。同じクラスの新人クオーターバックとプレーする、あるいは同じクラスのクオーターバックとプレーするっていうのは、ちょっと特別な感じがする」
「試合に出てベアーズと対戦するチャンスを得るのが楽しみだ」
シーズン開幕時にベテランQBジャコビー・ブリセットのバックアップを務めていたメイは、日曜日に今季(そしてキャリアで)5回目の先発出場を果たす予定だ。2勝7敗のペイトリオッツは現在、2025年ドラフトの全体1位指名権を得る最有力候補となっているが、メイはチームに活気をもたらしており、1970年の合併以来、最初の5試合で5回以上のタッチダウンパスと200ランヤード以上を記録した初めてのルーキーとなっている。