FWとして先発し、ボランチでも奮闘。小林晄也が東海大相模を救う同点ヘッド
[6.15 インターハイ神奈川県予選準決勝 相模原弥栄高 1-2(延長)東海大相模 等々力] 【写真】日向坂46メンバーがサポ姿で現地観戦「可愛すぎて二度見した」「美しさで溢れてる」 40分ハーフのゲームは、後半40分を迎えていた。1点ビハインドの東海大相模高は左サイドからFW戸川昌也(2年)がロングスロー。ゴール方向へ向かったボールを180cmFW小林晄也(3年=横浜FCジュニアユース戸塚出身)が頭で合わせる。これがゴールを破り、劇的な同点ゴールとなった。 殊勲の小林晄は、「ちょっと触る感じでした。少し触るだけでキーパーの邪魔をする感じでやるようにしてたんで、それができて良かったです」。GKの目の前でコースを変えることを意識し、その通りの一撃。当初、決まったかどうか分からなかったというが、すぐにベンチ方向へ走り出してチームメートたちと喜びを爆発させた。 0-1で残り時間はわずかという状況。焦りもあったというが、「追いつけそうな感じはしていた」。そして、チームを救う一撃を決めたことを「めっちゃ嬉しいです」と微笑んだ。 小林晄はトップ下を本職とするが、ゼロトップ気味の布陣で最前線を担当。1タッチパスなどで味方にボールをさばきながら、ゴールを目指した。そして、後半途中からはボランチへ。「みんな最後の体力がきつかったり、攣りかけてる部分もあったんで、みんなの分もやっぱり走れるように」と意識してボール奪取やパス交換に係わり、ゴールも決めた。 自身の課題について、「他に頼りすぎる部分とかも少しあると思うんで、もっと自分でドリブルをしたり、そこを意識していきたい。やっぱり1試合1試合ゴールを取っていけるような選手に」とコメント。より自分を表現し、「技術とかを全国でも意識して発揮していきたいと思います」と意気込んだ。