ドラフト指名を受けた富士大学の選手たちが続々入寮 麦谷選手、佐藤柳之介投手、安徳駿投手 意気込みも
2024年のプロ野球ドラフト会議で指名を受けた富士大学の選手たちが、続々とチームの寮に入りました。新しい環境で、気持ちも新たに活躍を誓っていました。 7日、大阪市にあるオリックスバファローズの寮、青濤館に入寮したのは、ドラフト1位、富士大学の麦谷祐介選手です。 麦谷選手は早速カギを受け取ると、自分の部屋を確認していました。 部屋に持ち込んだもので目を引いたのは、特殊な形をした4本の練習用バット。 高校時代の恩師からもらったものなどで、バッティングの練習には欠かせないということです。 (麦谷祐介選手) 「僕はバッティングがあまりよくないので、もっともっと向上したいと思っているので、そういう面で、こういうバットを使ってどんどん上を目指したいなという気持ち」 そして、プロ野球選手生活のスタートに向けて意気込みを語りました。 (麦谷祐介選手) 「けがなく1年間プレーするということが目標だが、しっかりキャンプからアピールして、開幕1軍、開幕スタメンを狙っていきたいと思っている」 一方、少し緊張した面持ちで広島県廿日市市にある広島カープの大野寮に入ったのは、ドラフト2位の佐藤柳之介投手。 部屋には、どちらも友人のお母さんからもらったという自身の背番号28の手作りユニフォームを着たクマのぬいぐるみとメッセージ入りの額縁を持ち込みました。 (佐藤柳之介投手) 「開幕からローテというのは言っているんですけど、どこまで通用するかも分からないので、自分がどこまで通用するか見極めながら、しっかり成長していけるようにしたい」 2人より一足早い6日、福岡県筑後市にある福岡ソフトバンクホークスの若鷹寮には、ドラフト3位の安徳駿投手が入りました。 福岡県久留米市出身の安徳投手は、自宅からマイカーで訪れたということです。 高校時代の仲間からプレゼントされた写真パネルを励みに野球に集中します。 (安徳駿投手) 「大学時代周りに何もなかったが、ここも車で来てる感じは、あまり周りに何もないので、野球に集中できる環境で、長くけがしなく、活躍できる選手になりたいなと思います」
いよいよ始まるプロ野球選手としての生活に、3人は期待に胸を膨らませ、決意を新たにしていました。
IBC岩手放送