死闘の末に平野美宇に勝利…涙の韓国“天才卓球少女”を母国メディアが称賛「宿敵から劇的勝利」「飛躍的な成長を証明した」【パリ五輪】
まさに死闘だ。 現地8月1日、パリ五輪の卓球女子シングルス準々決勝が行なわれ、世界ランク13位の平野美宇と同8位のシン・ユビン(韓国)と激突。フルゲーム&デュースにもつれ込む大激戦の末、ゲームカウント3ー4(4-11、7-11、5-11、11-7、11-8、11-9、11-13)でシン・ユビンが準決勝に進出した。 【画像】「謎のポーズ」披露で話題! パリ五輪体操・日本女子団体の演技を一挙公開! この一戦は、韓国で“天才卓球少女”と称されるシン・ユビンが序盤から主導権を握り、あっという間に3ゲームを連取するも、そこから平野が驚異の巻き返し。3ゲームを取り返してイーブンに並び、最終第7ゲームでは、先に2度のマッチポイントを握った。しかしこれらのチャンスを活かしきれなかった。試合後には、両選手が大粒の涙を流した。 試合時間1時間20分の名勝負を受け、韓国メディア『hankooki.com』は、「“宿敵”から劇的勝利…、シン・ユビンが1年で進化した」との見出しで結果を速報。平野が3ー1で勝利している2023年アジア競技大会女子団体準決勝の結果に触れつつ、「昨年の自分を泣かせている相手に打ち勝ち、飛躍的な成長を証明した」と報じている。 さらに記事では、「圧倒的な技量で突き放すが、平野も簡単には譲らない」「追い詰められそうな状況でも、今日のシン・ユビンは簡単に屈しなかった」などと劇的な試合展開をレポート。「強力なバックハンド、フォアハンドドライブ、スピンをかけたサーブなど、あらゆる面で完璧」と母国選手のハイパフォーマンスを称賛していた。 現地2日には、メダル獲得をかけて準決勝に挑む20歳のシン・ユビン。対戦相手は、東京五輪金メダリストで世界ランク4位の陳夢(中国)だ。 構成●THE DIGEST編集部
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