職員の名札、必要なら三重県も変更検討 松阪市は漢字やめ名字のみに
知事、会見で考え示す
一見勝之知事は20日午前10時半から三重県庁で会見し、松阪市が理不尽なクレームや暴行・脅迫などをする迷惑行為「カスタマーハラスメント」の防止を目的に6月末で職員名札表記の「漢字・フルネーム」使用を廃止することに関し、県庁職員についても必要があれば表記の規定を変えることを検討する考えを示した。 松阪市では7月1日から全職員が「平仮名か片仮名、名字のみ」の表記になる。 一見知事は、記者の質問に対し「県庁の規定では名字のみでいいとなっている。しかし、現在は名字名前の表記になっているので、ルールの徹底と必要があれば規定を変えることも検討していきたい」とした。 この他、7月27日開幕のパリ五輪に内定した県ゆかりの選手の横断幕や垂れ幕を、県庁などに掲示して応援すると公表。現在はオリンピックで8人、パラオリンピックで1人が内定している。 選手名を書いた横断幕については県庁大駐車場前に設置予定で、期間はオリンピックが26日~8月13日、パラリンピックが7月29日~9月9日。