海外メディアは全仏での大坂なおみvsウィリアムズの準々決勝対戦可能性に注目!
テニスの全仏オープンは26日から現地でスタートするが、そのドロー(組み合わせ)が決まりグランドスラム3連勝を狙う世界ランキング1位の大坂なおみ(21、日清食品)は激戦のブロックに入った。 大坂の初戦の相手は世界92位で元トップ30位だったアンナ・カロリナ・シュミエドロバ(スロバキア)。両者は初対戦となるが、2回戦では、2017年の全仏覇者のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と元世界1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)の勝者と対戦することになる。また大坂のブロックには、前年覇者のシモナ・ハレプ(ルーマニア)、3度優勝のセリーナ・ウィリアムズ(米国)の優勝候補2人がいて、大坂が順当に勝ち進めばベスト4進出をかけた戦いで大坂とウィリアムズの対戦が実現する可能性がある。 海外メディアは、昨年の全米オープンの決勝で対戦した両者の激突に注目。英国のBBCは、全仏オープンのドローに関する記事を掲載して「ウィリアムズと大坂、再戦への準備整うか?」と両者の対戦の可能性をクローズアップした。 「故障に悩まされているウィリアムズは(初戦で)世界82位のビタリア・ディアチェンコ(ロシア)と対戦する。第10シードのウィリアムズは第8シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)との対戦が予想される4回戦まではシード選手とは顔を合わせない。一方、世界1位の大坂は、第1シードとして初めて迎えるグランドスラム大会の初戦は92位のアンナ・カロリナ・シュミエドロバと対戦。その後は、2017年覇者のエレナ・オスタペンコ、もしくはグランドスラム大会を2度制したビクトリア・アザレンカの勝者が2回戦で待ち受けることになる」と、大坂の組み合わせが、ウィリアムズのそれよりも厳しいという見通しを伝えた。 昨年の全米オープンの決勝で、ウィリアムズが審判の判定に抗議したことが議論となった両者の再戦は、それぞれが順当に勝ち上がれば準々決勝で実現することになる。