フェルスタッペン8戦ぶり一発勝負最速、アメリカGPスプリント予選でトップ!ラッセル、ルクレールが続く…角田裕毅はSQ3進出9番手|F1
2024年のF1第19戦、アメリカGPのスプリント予選が現地時間18日行われた。 現地オースティンはFP終了後も晴天が続き、ドライ路面のままスプリント予選の時間を迎えた。気温28℃、路面温度36℃となっている。 今季スプリントフォーマットは、SQ1とSQ2では全車ミディアムでアタック。SQ3ではソフトを装着することになる。 SQ1スタート直後から各ドライバーは積極的に周回を重ね、タイムが上がっていく。角田裕毅はSQ1のラストアタックで自己ベスト更新とはならずも、13番手でSQ2進出を決めた。 マクラーレンのオスカー・ピアストリはトラックリミット違反もあり、16番手でまさかのSQ1敗退を喫している。ピアストリの他にエステバン・オコン、アレクサンダー・アルボン、バルテリ・ボッタス、チョウ・グァンユの5台がSQ1止まりとなった。 続く10分のSQ2では、先にタイムを出しにいくチーム、トラフィックを避けるためにピットで少し待つチームと狙いが分かれる。アストンマーティンとVCARB勢は事実上のワンアタックとなった。 角田はこのワンアタックで1:34.052をマークし、10番手でSQ3進出を果たしている。SQ2敗退となったのはセルジオ・ペレス、ピエール・ガスリー、ランス・ストロール、フェルナンド・アロンソ、リアム・ローソンの5台となっている。ストロール、アロンソ、ローソンの3人はワンアタックがトラックリミット違反になり、SQ2でタイムなしの13番手~15番手となった。
8分間のSQ3ではソフトタイヤを装着する。ここではクリアラップ狙いでジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトン、フランコ・コラピントの3人が早めにトラックへと出てきた。一方でそれ以外の7人はワンアタックの一発勝負を狙い、ピットに留まる。 残り3分が迫り、ピットの7台もコースへと出てきた。ここでマックス・フェルスタッペンが最速の1:32.833で周回し、スプリントレースのトップスタートを掴み取った。スプリント予選ながら、予選フォーマットでフェルスタッペンがトップタイムだったのはオーストリアGP(スプリント予選&予選でトップ)以来8レースぶりのこと。 2番手は0.012秒落ちでラッセル。SQ3前半のワンアタックで出したタイムだったが、後続で上回ったのはフェルスタッペンのみで、フロント・ローからのスプリント開始となる。 3番手チャールズ・ルクレール、4番手ランド・ノリス、5番手カルロス・サインツ、6番手ニコ・ヒュルケンベルグ、7番手ハミルトン、8番手ケビン・マグヌッセンという4列目までの並びになった。 角田はSQ3一発勝負で1:33.802をマークするも、9番手となっている。10番手はフランコ・コラピントだった。