【ダービー卿CT】パラレルヴィジョン、ディオに割引データあり 推奨は中山マイルがベストのクルゼイロドスル
3つのファクターから推奨馬を見つけ出す
今回は3月30日(土)に中山競馬場で行われるダービー卿CTについて下記3つのファクターを組み合わせる、コンプレックスアナライズで分析を行っていく。 【大阪杯2024 推奨馬】勝率43.8%で単回率221%の黄金タッグ! SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA) ・レースの好走馬及び凡走馬の共通項を探る「重要データ」 ・目には見えない上積みを探る「前走の敗因」 ・適性と素質を知るための「血統評価」 除外対象のショウナンマグマも含めて特別登録のあった17頭を検討対象とし、過去10年のデータを使用する。
重要データ:好調な昇級組
今回は前走クラス別成績を取りあげる。特徴的なのは前走3勝クラス、OP・L組の好走が目立つ点だ。なかでも3勝クラス組は【4-1-1-9】で単勝回収率146%、複勝回収率104%と妙味もある。OP・L組は【2-4-5-44】で単勝回収率70%、複勝回収率86%。レース全体の回収率が単62%、複66%であることを考慮すればOP・L組も悪くない。 OP・L組をもう少し詳しく見ると、2着以下に負けている馬の方が成績が良く、前走1着馬が【0-1-0-10】と結果が出ていない。上位人気が予想されるディオは東風S勝ち、パラレルヴィジョンはニューイヤーS勝ちといずれも割引するべき「前走OP・L勝ち馬」に当てはまる。 一方、GⅢ組は【4-3-3-59】で好走馬こそ多数輩出しているが、単勝回収率55%、複勝回収率47%だ。GⅡ組は【0-2-0-15】でさらに低調。今年はインダストリア、エエヤン、タイムトゥヘヴンが前走GⅡ組に該当する。 GⅢ組についても登録馬が多いのでもう少しデータを見てみる。距離短縮にあたる場合は【0-0-1-12】、今回はアルナシームが該当している。また好走している馬は4、5歳に偏っており、6歳以上は【1-0-0-32】となっている。ダディーズビビッドがこの割引データに該当している。 【前走3勝クラスからの出走予定馬】 ・クルゼイロドスル ・ニシノスーベニア ・レイベリング 【割引データに該当した出走予定馬】 ・アルナシーム(前走GⅢで距離短縮) ・インダストリア(前走GⅡ) ・エエヤン(前走GⅡ) ・グランデマーレ(前走OP・Lで1着) ・タイムトゥヘヴン(前走GⅡ) ・ダディーズビビッド(前走GⅢで6歳以上) ・ディオ(前走OP・Lで1着) ・パラレルヴィジョン(前走OP・Lで1着)