<市川染五郎>7歳で「徹子の部屋」出演、飴をおねだり 当時の映像に赤面 祖父・白鸚の代表作を「生きていく上で意識」
歌舞伎俳優の市川染五郎さん(19)が、中村橋之助さん(29)、中村鷹之資さん(25)と、1月8日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。 【写真特集】歌舞伎界の次世代を担う若手プリンス 市川染五郎、中村橋之助、中村鷹之資
幼い頃に初舞台を踏んだ3人は、当時「徹子の部屋」に出演。番組では、3人が出演したときの映像が放送された。7歳で番組に出演した際、徹子さんに「(徹子さんの“玉ねぎ頭”の中にある)飴(あめ)ください」とお願いし、口にした染五郎さん。映像を見た鷹之資さんらから「可愛い」と言われ「恥ずかしいです」と、はにかんだ。
橋之助さんから「クールに見えて熱い男」と紹介された染五郎さん。「歌舞伎だったりお芝居に対しての熱い気持ちは自分の中で持ってやっているつもりなので、そこを見てくださっていたのはすごくうれしいです」と述べた。
私生活についても「18歳になって免許をとりまして、劇場に通うにも、自分の車で運転して行っています。運転中、ロックなど激しめの曲をかけています。マイケル・ジャクソンさんが好きで、小学校くらいからずっと聴いています」と明かした。
徹子さんから大切にしている言葉について聞かれると「祖父(松本白鸚さん)の『ラ・マンチャの男』というミュージカルが、自分の中で役者としても、人間としても、生きていく上で意識している言葉が多い」と話した染五郎さん。
「この作品自体の個人的に一番大きなテーマだと思うのが『現実だけを追って生きる生き方が正しい生き方なのか? 夢を追って生きる生き方が正しい生き方なのか?』という問いかけが強いなと思っています。それだったら、自分は夢を追って生きたいなと。もちろん、目の前にある現実を考えて決断していくことも大事だと思うんですけど、夢を掲げてそこに向かって走って行く生き方がしたいなと。『ラ・マンチャの男』を見て思って、そこは大事にしています」と語った。