37歳の鉄人バーディは再び“プレミア二桁得点”に届く? すでに2022-23シーズンを上回る6ゴールと再ブレイクの予感
2022-23シーズンは3ゴールに終わったが……
奇跡のプレミアリーグ制覇を成し遂げた2015-16シーズンより、レスター・シティFWジェイミー・バーディはプレミアリーグでの二桁得点を7シーズンにわたって継続してきた。 それが途絶えてしまったのが2022-23シーズンだ。このシーズンはチームも18位に終わってしまい、2部へ降格することに。バーディも30代後半に突入し、このシーズンは僅か3ゴールに留まった。バーディ伝説もここで一区切りかと考えたファンもいるだろう。 しかしバーディは2023-24シーズンに2部で18ゴールと爆発し、チームも1年でのプレミア昇格を成し遂げた。そして迎えた今季、バーディはすでに6ゴールを奪っている。降格した2022-23シーズンに決めた3ゴールを早くも上回り、37歳とは思えぬパフォーマンスを続けているのだ。 チームの方は16位と苦しい状況にあるが、12月にはマンチェスター・ユナイテッドを離れたルート・ファン・ニステルローイを指揮官に招聘。そこからはウェストハムに3-1で勝利し、直近のブライトン戦も2-2の引き分けに持ち込むなど状態は上向き傾向だ。 レスター専門サイト『Foxes Of Leicester』はその中でも37歳・バーディのさらなる活躍に期待をかけており、今季は再びプレミア二桁得点を狙えるかもしれない。 「バーディが今季前半戦の段階で、2022-23シーズンの数字を上回ってきたのは実に驚くべきことだ。2部の戦いで再びバーディの情熱は燃え上がったのかもしれない。今では再びプレミアの舞台に復帰し、素晴らしい功績を残してキャリアを締め括ろうとしている」 37歳を迎えてもスタイルに変化はなく、自慢のスピードもまだまだトップクラスだ。怪我の少ない鉄人タイプでもあり、後半戦はさらなる活躍に期待がかかる。
構成/ザ・ワールド編集部
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