FIAが18歳ルール撤廃!17歳の才能がハミルトンの後継者に?今季中にウィリアムズF1からデビューか?
元ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、2024年シーズンが終わる前にローガン・サージェントが追い出される可能性があると考えている。 FIA(国際自動車連盟)は、17歳のキミ・アントネッリがF1デビューを飾ることを承諾した。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を最後に、若手ドライバーは18歳以上であることが求められていたが、この規則は撤廃されることになる。今後は、「一貫して優れた能力と成熟度をシングルシーターのフォーミュラカー競技で示している」17歳のドライバーもスーパーライセンスを取得できるようになる。FIAは「決定はFIAの単独の裁量で行う」と付け加えた。 この動きは、メルセデスエンジンを搭載するウィリアムズが、まだ17歳のアントネッリがF1公式セッションに参加できるように特別な許可を申請したという以前の報道に続くものだ。若きイタリア人のアントネッリは、2025年にルイス・ハミルトンの代わりにメルセデスに加入することが期待されているが、彼のマネージャーであるトト・ヴォルフはそれまでに彼に実際のF1経験を積ませたいと考えていると噂されている。 トト・ヴォルフと近い関係であるウィリアムズのジェームス・ボウルズ代表は、先週のカナダで、現在ローガン・サージェントのシートが深刻な危機にさらされていることを認めた。 「彼には、もっと頑張ってもらわないと、そのような状況下で彼のシートを確保することはできない」と語った。 FIAが新しい17歳に対するスタンスを示したことで、アントネッリの即時フリー走行出場が可能になっただけでなく、今シーズン中にサージェントの代わりに彼がシートに座ることも可能だ。 「彼(サージェント)は年末に去ることになるだろう」と、元ハースF1のシュタイナー代表は『Red Flags』ポッドキャストで述べたが、シーズン途中の解任については、確信していないようだ。 「まず第一に、今いる人と一緒にやっていこうとするのが普通だ。もちろん、ある時点で限界がきて、皆が『なぜこんなことをしているのか』と自問することになるだろう」 「もし彼がカナダでのレースのようなことを夏休み前に繰り返せば、(夏休み)後に別のドライバーが彼のコックピットに座っているかもしれない」。