「ASKUL」「LOHACO」が商品体験イベント『いい明日がくる展』を11/9・10開催 「エコ」「手間削減」つながる59商品展示
アスクルは11月9~10日、商品体験イベント「いい明日がくる展」を都内・二子玉川で開催する。今回、初めて事業所向け(BtoB)通販「ASKUL(アスクル)」と個人向け(BtoC)通販「LOHACO(ロハコ)」が共同開催し、オリジナル商品・限定販売商品を中心にメーカー47社の59商品(WEBでは64商品を紹介)を展示する。「ASKUL」や「LOHACO」は原則、通販でしか販売していないため、商品をリアルの場で手に取って確認したり、その場で購入できる機会は貴重だ。展示商品の多くはその場で購入することもできる。 【画像】「いい明日がくる展」の注目展示商品 イベントでは、「いい明日がくる」をコンセプトに、仕事場でも家庭でも使用でき、①ちょっとラクに ②ゴミを少なく ③地球にやさしい ④みんなに寄りそう――といった4つの展示テーマに沿った商品をそろえている。会場ではシーン別に商品を展示している。環境配慮はもちろん、手間削減や人・社会への思いやりを込めた特徴も紹介し、仕事、くらしを豊かにする工夫を提案する。 アスクル 執行役員 マーチャンダイジング本部長の竹久美月氏は、「コロナ禍を経て、くらしが大きく変化した。仕事場とくらしの境界線は融合し、共働き世代が増え、仕事と家事の両立しなければいけない重要性は高まっている。BtoB、BtoCの両方を展開しているわれわれだからこそ、仕事場とくらし、社会、地球がより良い未来に向かうお手伝いをしたいという思いから、今回のイベントを開催した」と話す。 <花王は浴びるだけで洗えるシャワーヘッドを紹介> 花王は「ビオレ ザボディ 泡で出てくるボディウォッシュ シャワーヘッド」などを展示する。この泡で出てくるボディウォッシュシャワーヘッドは、洗浄液を入れて、シャワーを浴びるだけで体を洗えるという新しい洗浄体験を提供する新商品だ。洗いにくい背中洗いなどにも役立ち、節水効果もある。普段使いはもちろん、介護や育児場面におけるからだ洗いの負担や、身体的ハンディキャップがある人の負担を軽減できるという。 花王 スキンケア事業部ビオレuの石井嗣人氏は、「体洗いはついに、ここまでやってきた。従来の面倒で億劫な体洗いを、ストレスフリーな摩擦ゼロ体験に変える商品だ。12月23日、アスクル先行で限定発売する」と話す。 花王の石井氏はさらに、「『ビオレ』はスキンケアのブランド。そんなビオレがシャワーヘッドを発売するということで驚かれる方もいると思う。ビオレはそんな驚きを、『喜び』『常識』に変えてきたブランドだ。1980年代前半までは固形せっけんで体を洗う時代だった。1984年にスポンジとボディウォッシュで体を洗うという提案をしたのが『ビオレu』が最初だった。2019年には泡と手のひらで優しく洗うという『摩擦レスな洗い方』を提案したのも『ビオレu』が最初だった。このように時代をリードしながら、新しい体洗いを提案してきたのが『ビオレ』というブランドなのだ。そして今年、スポンジ洗いでも手のひら洗いでもなく、浴びるだけで全身洗える、新しい画期的な体洗いを今後の日本の常識にしていきたい」と紹介した。 <レックは大容量の「激落ちくん」や「トイレに流せるおしりふき」を展示> レックは「激落ちくん」キッチンスポンジから特大・大容量でシンプルなパッケージタイプなどを展示する。自分でカットして使う「GIGA」と、四角にカットされた「キューブ」は、大容量で買い替えの手間が省くことができる。通常商品とは異なり包材にバイオマスインキを使用しており、地球にもやさしい商品だという。 レック 営業部の石井芳文氏は、「『激落ちくん』は洗剤なしでステンレスやガラス、陶器などの汚れを落とすことができるアイテム。アスクル限定品は大容量パッケージとなっており、くらしに馴染むシンプルなパッケージとしている」と話す。 レックは「こころ想い トイレに流せるおしりふき」も展示する。「この商品は使用後、トイレに流すことができるため、ゴミを減らし、環境への影響を最小限に抑えることができる。トイレットペーパーと同じ流れやすさが特徴で、通常の流せるシートが1枚ずつしか流せなかったが、この商品は1度に4枚流すことができ、節約と時短を両立できる」(レック 石井氏)と話す。 <「いい明日がくる」注目の展示商品を紹介> 商品展示ホールの内覧会では、アスクル EC本部 ブランド戦略&プロモーション BtoBプロモーション ブランディング&SNSの片平篤志氏などが、注目の展示商品を紹介した。 <オフィスエリアの注目商品> スリーエムジャパンの「強粘着ポストイット付箋」は、「廃盤予定の原反を処分せず、製品化したもので、他にはないカラーバリエーションが特徴となっている。23冊の大容量で通常商品よりも1冊当たりの価格がお得になっている。個包装パッケージを無くしているため、環境にも優しい」(アスクル 片平氏)と紹介する。 <デスクシーンの注目商品> リスの「使用済みクリアホルダーからつくった再生材を50%配合したくず入れ角8L」は、「当社は独自に使用済みクリアホルダーの回収リサイクルスキームを構築している。回収したクリアホルダーを再資源化し、次の資源につなげる資源循環プラットフォームから生まれたのが『Matakul』というブランド。着色をせず、原材料特有のカラーをそのままで仕上げている。再生材を使用しているため、個体差があり、唯一無二のナチュラルな色合いもお楽しみいただける」(アスクル 片平氏)と話す。 <来客シーンの注目商品> 伊藤園の「香り豊かなお茶紙パック」は、「『伊藤園 香り豊かなお茶紙パック』ブランドから登場した初の紙パック商品となっている。海や土の中で水と二酸化炭素によって生分解される自然にやさしいエコストローを使用している。環境に配慮した商品だ。小容量の飲みきりサイズなので、接客シーンや日常など活用の幅が広い」(アスクル 片平氏)と説明する。 <店舗シーンの注目商品> 王子ネピアの「GUUTOO詰め替え用圧縮ティッシュ」は、「宿泊施設やサロンなどで被せるタイプのティッシュケースに詰め替えてご利用いただく、大容量のティッシュペーパーだ。外箱がない分、ゴミを削減できている。圧縮されているので、通常品と比較して高さが50%カットされている。そのことで保管時だけではなく、運送時の積み込み量が増えるため、CO2削減にもつながる」(アスクル 片平氏)と紹介する。 <リビングシーンの注目商品> アスクルの「LOHACOウォーター」(嬬恋銘水が製造)は、「『ASKUL』や『LOHACO』で大人気の『LOHACOウォーター』から新サイズとして210mlが登場した。仕事場では会議、接客中の飲み物として、家庭では小さめサイズのバッグに入れてお出かけ時に使用できる。ラベルレスでゴミ捨ての手間を削減し、100%リサイクルペットボトルを使用しており、地球にもやさしい」(アスクル 片平氏)と話す。 大日本除虫菊の「サッサの耳ホコリ取り」は、「『サッサ』は拭き掃除がスイスイ片付く、使いやすい化学雑巾として50年以上のロングセラーだが、この度、製造工程で発生する切れ端を袋詰めして製品化した。従来、廃棄していた端材を有効利用した地球にやさしい商品だ。『サッサの耳』を使いやすくアレンジして、はたきにすることもできる。イベント内ではたきを製作するワークショップも開催する」(アスクル 片平氏)と説明する。 <キッチンシーンの注目商品> 東洋アルミエコープロダクツの「抗菌サンホイル」は、「CO2の排出量の少ない再生可能エネルギーを活用して製造されたアルミニウム『グリーンアルミ』100%を使用した日本初のアルミホイルとなっている。素材自体に抗菌性があるため、アルミホイルに付着した菌の増殖を抑え、化学抗菌剤不使用なので食品にも安心して使用できる。『グリーンアルミ』にちなみ緑を意識したレトロな花のデザインのパッケージで出しっぱなしでも違和感がない」(アスクル 片平氏)と紹介する。 <洗面・バスルームの注目商品> 友和の「ラピスエコデント家族で使える歯ブラシ6色セット」は、「6色12本入りの大容量の歯ブラシセット。ハンドル部分に廃棄処分予定のお米を原料とするライスレジンを使用しており、プラスチック使用量を削減している。輸送時にデッドスペースを生まない箱パッケージにすることで、配送効率をアップし、CO2削減量を削減することにも貢献している」(アスクル 片平氏)と話す。 花王の「ビオレu泡ハンドソープ」は、「仕事場やくらしに馴染む、長く使えるデザインを目指している。左側の新デザイン(写真参照)は有田焼の窯元で絵付け窯焼きした原画をボトルに施している」(アスクル 片平氏)と話す。 <ワークショップなど体験企画も盛りだくさん> 商品の展示以外にも、「いい明日がくる」を親子で学べるクイズラリーや物流体験ラジコンカー、海洋ゴミ問題を学べるシーグラス探し、「いい明日を考える」ワークショップなども実施する。楽しみながら参加して学べる企画を用意した。 イベント会場で使用済みクリアホルダーの回収も行う。回収に協力した人には、Matakul(マタクル)オリジナルボールペンをプレゼントする。 <「いい明日がくる展」開催概要> 会 期:2024年11月9日(土)~10日(日) 時 間: 9日(土)10:00~18:00(最終入場:17:30) 10日(日)10:00~17:00(最終入場:16:30) 会 場:二子玉川ライズ スタジオ&ホール(東京都世田谷区玉川1-14-1) 入場料:無料 主 催:アスクル株式会社 後 援:オランダ王国大使館、スウェーデン大使館、デンマーク王国大使館、フィンランド大使館商務部
日本ネット経済新聞