ホワイトボディと3つのコンプリートエンジンを展示。トムスが東京オートサロン2025に出展する“TOM'Sクラシック”を公開
1月8日、トムスは1月10~12日に千葉市の幕張メッセで開催される東京オートサロン2025への出展について、ボディレストアおよびコンプリートエンジンの製作を行う『TOM'Sクラシック』の詳細を発表した。北ホール10のトムスブースに、ひとつのホワイトボディと3つのエンジンが展示される。 【写真】 “TOM’Sクラシック”コンプリートエンジンの『TRA-4AU135』(4A-GEU/4A-GELU) 東京オートサロン2025では、3つのスポーツコンセプトから成る“TOM’Sニューライフスタイル”と、レースや製品開発で培ったノウハウを最大限に活かしたレストアサービスの“TOM’Sクラシック”というふたつの軸で出展するトムス。 このうちニューライフスタイルについてはGRヤリス、クラウンスポーツ、ランドクルーザー250を出展することが明らかになっているが、今回発表されたクラシックでは、ボディレストアおよびコンプリートエンジンの製作が行われることになった。 ホワイトボディからのリフレッシュを通じ、名車の新たな可能性を引き出す“TOM'Sレストアサービス”は、レストア技術に現代カスタマイズを融合させ、オリジナルの魅力を尊重しながら、より洗練されたスタイルと性能を実現する。 また“TOM'Sコンプリートエンジン”は、熟練レースエンジンメカニックが一機ずつ組み上げる珠玉のエンジンとのことで、オーバーホールをはじめ、段付修正、重量バランスの最適化、専用パーツの組み合わせにより、当時のエンジンが最新技術で蘇るとのこと。 東京オートサロン2025のトムスブースには、4A-GEU/4A-GELUの『TRA-4AU135』、3S-GEの『TRA-3S220』、2JZ-GTEの『TRA-2JT380』という3つのエンジンを展示。それぞれ低速から高速まで全域にわたるトルクアップを叶えたことでフラットなトルク特性を実現し、日常走行ではスムーズかつ快適な操作性を提供すると同時に、サーキット走行も視野に入れ、ピックアップ性能やアクセルコントロールの応答性を向上させることで、スポーツ走行時の楽しさも実現させた。 トムスは東京オートサロン2025への出展について「“NEW LIFE STYLE”を提案する3台の展示車両に加え、トムスが培った技術の粋を尽くしてレストアした車両およびエンジンを展示。オートサロン限定セールなど楽しみが盛りだくさんなブースとなっておりますので、みなさまのご来訪を心よりお待ちしております」と公式サイトに綴っている。 ・トムス 東京オートサロン2025特設ページ:https://event.tomsracing.co.jp/ [オートスポーツweb 2025年01月08日]