ファッションの専門家に聞いた、2024年春のジャケットのトレンド(海外)
春の天候は予想するのが難しい。だからこそ、万能なジャケットが欠かせない。 デザイナーやスタイリストたちは、バーシティジャケットといった時代遅れのトレンドは捨てた方がいいとBusiness Insiderに語った。 【全画像をみる】ファッションの専門家に聞いた、2024年春のジャケットのトレンド 一方、ウィンドブレーカーやトレンチコートといったクラシックなスタイルは、実用的でファッショナブルであることに変わりはない。 春の天候は変わりやすい。暖かな晴れの日かと思えば、翌日には雨風が強まったりする。快適に過ごすためにも、おしゃれのためにも、"正しい上着"を持っておくことが大切だ。 そして、ワードローブを一新する際はトレンドに合ったアイテムを選びたいものだ。 この春、どのようなジャケットが「あり」で「なし」なのか、Business Insiderではデザイナーやスタイリストに話を聞いた。
落ち着いた色味のライトウェイト・ジャケットは「あり」
ファッションデザイナーのジャラ・ウェブスター(Jarrah Webster)氏によると、カラフルなライトウェイト・ジャケットは春にぴったりのチョイスだ。 今シーズンのトレンドは、色鮮やかなネオンカラーよりも落ち着いた自然の色だ。 「シンプルかつ洗練されたデザインで、色がうるさくなく、何にでも合わせやすい非常に万能なジャケットです」とウェブスター氏はBusiness Insiderに語った。
ウィンドブレーカーは昔ながらの実用的な上着
ファッションデザイナーのジャズミン・モネ(Jazmin Monét)氏によると、何十年もの間、流行り廃りを繰り返してきたウィンドブレーカーが再び脚光を浴びている。 「ウィンドブレーカーは90年代に大流行しましたが、今、このスタイルが復活しています」とモネ氏はBusiness Insiderに語った。 今日ではありとあらゆる色のウィンドブレーカーがあり、生地の厚みも好みに合ったものを選べる。
トレンチコートは時代を超えた「定番」
有名人のスタイリストをしているセマラ・ガブリエル(Semarah Gabrielle)氏によると、ロング丈のトレンチコートはこの春もあちこちで見られる定番の1つだ。 「(トレンチコートは)春の定番スタイルで、静かでラグジュアリーな雰囲気を醸し出してくれます。今年も人気ですね」とガブリエル氏はBusiness Insiderに語った。