「いかつい兄ちゃんは止まってくれる。止まってくれないのは…」 小学6年生が横断歩道の“車の停止率”を調査 “止まる車”と“止まらない車”の意外な傾向とは…?
さらに、お母さんから「一旦停止しなかったら反則金9000円とられる」と教えてもらった堀くんは、調査した車の反則金の合計も計算してみることに。 小学6年生 堀煌太くん: 「(調査中)638台止まらなくて、×9000円で574万2000円」
この調査結果を夏休み明けに自由研究として提出しただけでなく、警察にも報告したのです。 岐阜・北方警察署 交通課長 村瀬義樹警部: 「やはり私たち大人の観点とは違う見方をしていて、こういう車が止まりにくい、こういう運転手は違反するんじゃないか、総合的な取り組みの参考となりました」 堀くんの分析を元に、北方警察署の西田美乃里署長が町民に交通安全を呼びかけるためのチラシを製作。時間帯別に色分けしたグラフの他、止まってくれやすい運転手と止まりにくい運転手の特徴も記載してあります。
チラシを見た堀くんは…。 小学6年生 堀煌太くん: 「すげ~! ここに書いてあるものが全部とはいかないですけど、いろいろまとめられていて分かりやすい。これで完全に止まるとは思っていないけれど、こういうのを見て少しでも止まる人が増えたらなと思います」 生活の中で不便だと感じていることを、そのままにしないできちんと調査した堀くん。その行動力には大人がハッとさせられます。堀くんの努力を無駄にしないためにも、ハンドルを握るドライバーは「歩行者がいたら止まる」を徹底しましょう。