ラジオDJの母、宮崎ユウさん 発達障害の子育て経験きっかけに「ことば音楽療法士」としての挑戦
ユウさん: 「(ラジオでは)どうしても笑いに変えないといけないというか笑って過ごさないといけないのでそれが毎週くるんですよね。めちゃくちゃ苦しいときも。でもその(ラジオの)何時間か頑張って笑ってたら家に帰っても普通に子どもたちにもゲラゲラ笑って話せる自分がいたりとか。助けてもらいましたね、私はラジオに、たくさん」
この世界は楽しいところなんだと伝えたい
自分の経験を…そして、“声”や“音楽”という強みを、活かすことができないか。そこで開いたのが「愛媛ことば音楽教室ねいろ」です。現在、教室には3歳から10歳の子どもが通っています。 ユウさん:「これなぁに?」 子ども:「イチゴ」 ユウさん:「すごーい!」 数の数え方や時計の見方などをリズムに乗せて繰り返し歌いながら言葉を引き出していきます。 保護者: 「喋りがゆっくりなんで言葉が動物とかわかることが増えてきたかなと感じてて。遊び感覚でいろいろ学んでもらえたらいいかなと」
ユウさん: 「自分の子どもにできなかったことを今本当に困っている子たちに私がお手伝いできているってことが巡り巡って誰かに、どこかに、還元できるという仕事なのでめちゃくちゃやりがいがある。社会・世界っていうのは楽しいところなんだよ、クジラのお母さんみたいにちゃんと守ってくれる人も支えてくれる人も、家の人以外にいるからねとわかってくれたら嬉しい」