知事選2024 静岡の選択① 噴き出す「地域対立」
大村氏には静岡市の自民党市議団が
上川陽子 外務大臣 「大村さんは静岡市生まれ静岡市育ち。本当に生粋の静岡っ子であります」 静岡市から名乗りを上げたのは、静岡高校から東京大学を出て、旧自治省に入省、副知事も務めた大村慎一さんです。 出馬表明後、静岡市の自民党市議団がいち早く推薦を出します。 自民党静岡市議団 鈴木和彦会長: 「静岡市に対する思いがね、あの人すごくあると。もうやっぱそれに静岡市が応えなきゃねって思います」 Q静岡市議団が自民推薦の流れを作ったとも思うが? 「そんな大きなことじゃないでしょ。浜松も仲良しなもんでね。僕らも。ま、こうなるとしょんない」 当初は、支持表明はしないと言っていたこの人も…。 静岡市 難波市長: 「鈴木康友さん、前浜松市長なので、静岡市長が違う方を応援すると、大村さん、静岡市の出身でもあるので、どうしても地域間の対立を煽るような形でとられてしまうので。その一方で、大村さんは10年来の友人であり、友人がさすがに県知事選に出るときに知らんぷりするのは」 大村慎一氏: 「ご安心ください。私、難波市長とは携帯電話はつながっておりますので(笑)」 司会(自民党静岡市議) 「難波市長と大村さん、もう一度握手をお願いします。長めの握手をお願いいたします。(拍手)」 そんな大村さんが、浜松まつりに乗り込んだ際には…。 「西部地域を見捨てないでください」 「そう、浜松を見捨てないでください」